MAY メイ

メイは子供のころから周りに馴染めず、唯一の友だちは母親がくれた人形のスージーだけという、内気でコンプレックスいっぱいの女の子だ。そんな彼女が、はじめて恋人を見つけた。優しくて大きな手を持つアダムである。メイはアダムとの関係にのめり込んでいくが、メイの強い想いは次第に常軌を逸しはじめた。メイの奇行を面白がっていたアダムも、唇を噛みきるほどのキスに怖じ気づき、メイを避けるようになる。メイはまた独りぼっちに戻った。さびしさに心をむしばまれていくうちに、少女はふと思いついた。「友だちができないなら、造ればいい」。職場の動物病院からメスや切断器具を持ち出したメイは、最高の材料を求め、大好きな彼の手や女友達の首など、それぞれの美しいパーツを集め始めるのだった。
公開日
2004年4月24日(土)
監督
ラッキー・マッキー
脚本
ラッキー・マッキー
撮影
スティーヴ・イェドリン
音楽
ジェイ・バーンズ=ラケット
出演
アンジェラ・ベティス ジェレミー・シスト アンナ・ファリス ジェームズ・デュヴァル
製作年
2002
製作国
原題
MAY
上映時間
94
INTRODUCTION
本作「MAY-メイ-」は、ラッキー・マッキーの初監督作品。プロデューサーとマッキー監督は7ヶ月間かけ、才能ある若手の役者を集めた。「17歳のカルテ」で神経性無食欲症のジャネットを熱演したアンジェラ・ベティスをメイ役に配。本作でベティスは、多数の映画祭で女優賞を受賞、「ポルターガイスト」のトビー・フーパー監督最新作「The Toolbox Murders」での主演も決定し注目を集めている。さらに、ジェレミー・シスト「白い嵐」、アンナ・ファリス「最終絶叫計画」シリーズ、ジェームズ・デュヴァル「ドニー・ダーコ」等、実力派の若手俳優の競演も見どころである。
STORY
メイは子供のころから周りに馴染めず、唯一の友だちは母親がくれた人形のスージーだけという、内気でコンプレックスいっぱいの女の子だ。そんな彼女が、はじめて恋人を見つけた。優しくて大きな手を持つアダムである。メイはアダムとの関係にのめり込んでいくが、メイの強い想いは次第に常軌を逸しはじめた。メイの奇行を面白がっていたアダムも、唇を噛みきるほどのキスに怖じ気づき、メイを避けるようになる。メイはまた独りぼっちに戻った。さびしさに心をむしばまれていくうちに、少女はふと思いついた。「友だちができないなら、造ればいい」。職場の動物病院からメスや切断器具を持ち出したメイは、最高の材料を求め、大好きな彼の手や女友達の首など、それぞれの美しいパーツを集め始めるのだった。
CASTING
●アンジェラ・ベティス(メイ) 1975年1月生まれ。テキサス州出身。93年『尼僧の恋マリアの涙』で主演デビュー。2003年ブリュッセル国際ファンタジー映画祭最優秀女優賞をはじめ、多数の女優賞を獲得。99年『17歳のカルテ』で注目を集める。主な出演作は、『ブレス・ザ・チャイルド』(00)、「キャリー」のTVシリーズ版など。 ●ジェレミー・シスト(アダム) 1974年10月生まれ。カリフォルニア州出身。11歳から舞台俳優として演技をはじめ、16歳の時に、1992年ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞した感動の人間ドラマ『わが街』(91)で映画デビュー。主な出演作は『ハイダウェイ』(95)、『クルーレス』(95)、『白い嵐』(96)、『サム・ガール』(98)、『エンジェル・アイズ』(01)、『Wrong Turn』(03)など。 ● アンナ・ファリス(ポリー) 1976年11月生まれ。メリーランド州出身。00年、『絶叫計画』シリーズの主人公シンディー役に抜擢され注目を集める。主な出演作は『ロスト・イン・トランスレーション』(03)、『Scary Movie 3』、『Vinyl』など。 ● ジェームズ・デュヴァルブランク(ブランク) 1972年9月生まれ。ミシガン州出身。『トータリー・ファックト・アップ』(94)、『ドゥーム・ジェネレーション』(94)、『ノーウェア』(97)で主役を演じ、カルト的な人気を得た。そのほかの主な出演作に、『インデペンデンス・デイ』(96)、『60セカンズ』(00)など。
映倫
20
配給会社
アートポート

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